突然ですが質問です!!
ここ3ヶ月のことを今から思い出してください。あなたにとってどんな3ヶ月でしたか?
さて、3ヶ月を振り返ってみてあなたの答えは、
・うまくいったこと
・うまくいかなかったこと
どちら側のことが多かったでしょうか?
今日は、「潜在意識の思考の癖」である
人は無意識に足りないところに
意識が行くという特徴についてお話しします。
先週、小2の息子の参観会がありました。
2年生最後の参観会ということで、
1人ずつ自分の得意なことを披露する
「得意発表」でした。
・コマまわし
・あやとり
・なわとび
・音読
・図工の作品
・サッカー
・係の仕事
などなど、子供たちは自分の「得意」を
発表しましたが、どの子も一生懸命さが
伝わってきて感動しました。
懇談会では、先生から親に対してお題が出され、
「1年間で子どもが成長したと思う部分を教えてください」
と1人ずつ発表していきました。
私は、息子が自分で決めた目標を達成する
ために日々積み重ねることができるように
なったことを伝えたのですが
半分以上のお母さんが
「うちの子は全然成長していなくて・・・」
「えー?悪いところはたくさんあるけど
いいところは思いつきません」
と、子どものいい部分や成長した部分を
見つけることができない方が多かったです。
このように、うまくいっていることを
見つけるのが苦手な人は意外に多いん
ですよね。
なぜなら、人間は「悪いところに目が
いく」という特徴があるからです。
例えばこちらの絵を見てください
あなたは2つの円のうちどちらの円に
目がいきましたか?
多くの人は、右側の円の閉じていない部分
が気になったと思います。
これは「ゲシュタルトの輪」と呼ばれて
いるものなんですが、
ある学会の心理学のテストでは、
この不完全な円に注目する人の方が多い
という結果が出たそうです。
しかも、半分くらい欠けている状態より、
”少し欠けている”だけの方が気になるとのこと。
このように人間は完全なものより
不完全なものが気になるように無意識が
働くため、
長所よりも短所、いい部分よりも
悪い部分、つまり足りない部分に意識が
向きがちということです。
欠けている部分はほんの少しで、
いい部分が大半なのに、
ほんの小さな欠けばかり気にして、気持ちが
落ち込んでストレスを感じている人は多いと思います。
多くのお母さんが子どものいいところを
見つけられないのは、このような特徴が
顕著に表れているだけなので、それは
仕方がありません。
だからこそ、意識的に子どものいい部分を
見ることが大切です。そのように癖づけす
ればいいのです。
そして、いい部分を意識し続けていくと、
子ども自身が足りないところに気づき、
自らの行動が変わります。
また、子どもや旦那さんやその他の
周りの足りない部分に意識がいきがちな人
は、自分に対しても欠点や悪い部分に
ばかり意識がいくので、
「どうせ私はダメなんだ」
「私には●●が足りない」
と感じやすくなります。
人間は完全なものより、不完全なものが気になるように潜在意識が働く
と認識して、積極的に「いい部分」を
意識していきましょう。
これは知っていれば自分で意識的に
変えられることですので今日から実行
してみてくださいね!
思考の癖を治す方法は、こうやって1つずつ
自分が何を見たときにどう考えてしまうのか?
に気付きながら、気づいたら本当はどういう
風に考えるのが理想なのか、
そうなるための行動を繰り返していけば
思考の癖は治ります。
まずは、無意識にしていることに気づくこと
からはじめてみましょう。
無意識の思考を「意識」することで
自分がどんなときにどんな考え方をしている
のか、どんな感情が湧いているのかが
わかります。
なぜ離婚まで考えていた夫婦が仲良しになれたのか?
コロナ後に幸せな人生を送るために必要なもの
理想をイメージすることと執着を手放すことのバランスとは?
思考の癖診断 ゲシュタルトの輪 心理テスト
お金の引き寄せ体験談 知らない人から113,500円もらった話
コメントフォーム