小さな視点から大きな視点を変えると「今」やるべきことがみえる

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昨日、親戚の通夜に参列しました。

 

 

故人は68歳で、日本人男性の平均寿命が80歳から比べると死を迎えるにはまだ早い年齢なのかな?と感じました。

 

 

自分の人生を振り返ってみると、今までただ何となく生きてきました。

 

高校を選ぶのも、推薦してもらえる学校に進み、就職先も安定した「大企業」を選び、結婚して子供を出産して、ただ何となく毎日を過ごしてきました。

 

 

そして未来を考えた時、漠然と平均寿命くらいまでは生きるのかな、なんて思って。

 

 

形ある物は必ず壊れるように、人間もいつかは命をなくします。

 

「いつか」はあと40年後かもしれないし、明日かもしれないし、1時間後かもしれない。

 

 

でも、なぜか平均寿命くらいまできっと生きられると思って安心してしまっているせいで、日々の奇跡的な瞬間や出来事を見過ごしてしまっている気がします。

 

 

今朝、元気に目覚めたことも奇跡だし、目の前にかわいい子供や素敵な旦那さんがいるのも奇跡。家の前に緑が広がっているのも奇跡だし、太陽がサンサンと輝いているのも奇跡。

 

 

 

普通に生活していたり、子育てしていると、毎日子供といるのが苦痛だとか、子供がいう事を聞かなくてイライラするとか、旦那との会話がなくて寂しいだとか、日々の悩みはたくさんあるかもしれません。

 

 

でも、そんな子供や旦那さんといられる時間は長いようで実際そんなに長くはありません。とくに子供の成長は早く親の自分を求めてくるのはせいぜい中学生前半くらいです。

 

 

目の前のイライラや悩みばかり気にしているとあっという間に貴重な時間が過ぎ去ってしまいます。

 

 

だから、目の前のことにばかりとらわれないで、長い目線で見ることが大切です。

 

私の息子は10歳と4歳。長男なんかあと2~3年すれば一緒に出掛けることもなくなるでしょう。

 

そう考えた時に、「今」やるべきことが見えてきて、今年は無理をしてでも沖縄に旅行に行くことを決めました。

 

 

 

そして、自分が生きているうちに、どれだけ何かを残せるか。

 

以前は、子育てを通じて自分の子供達だけに「生きる術」を残せればいいやって思っていました。

 

 

でも、最近はどれだけ自分の発言や行動で、周りの人に何かを残せるか?を考えるようになり、そしてたくさんの人に残したいと思うようになりました。

 

そうすることで、万が一自分の命が終わったとしても、自分の発言や行動が、家族や出会った人の人生のなかに生き続けていくんだと思います。

 

 

小さな視点ではなく、人生を大きな視点でみて、「今」何をすべきかを意識して毎日生活していこうと改めて思った日でした。

 

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