大切な物、必要な物など、探し物が見つからないと、とってもイライラしますよね。
あると思っていた場所になかったり、いつも持っているものが、ふとした時に「ない」と気づいた時、それが見つかるまでは他のことは一切考えられなくなるし、落ち着きもなくなり、時間がたてばたつほど焦りや不安でどうしようもなくなってしまいます。
でも、そのイライラや焦りや不安の気持ちのせいで探し物が見つからないということにお気づきでしょうか。
潜在意識を活用して、探し物を見つける方法をお教えします。お役にたてたらうれしいです。
何か大切なものをなくした時や、使おうと思っていたものがなくなった時、あなたの心理状態は、
「ない!ない!ないーーー!どこに行っちゃったの?!」
と物がなくなったこと、つまり「ない」ということに意識がいっています。
人間の脳にはRAS(網様体賦活系)という働きがあり、RASは自分にとって必要な情報だけをピックアップして取り込む働きをします。
必要でない情報をインプットしないようにガードしているのです。このように意識したこと(自分にとって必要な情報)を自動的に探してくれる機能を備えています。
今回、物をなくして何か探し物をしている時に「ない」ことを意識した瞬間、あなたの脳は「ない」ことが必要だと思い、「ない」を探し始めるので、いくら探し物を探し回っても絶対に見つからないのです。
私には息子がいるのですが、よく
「●●がないんだけど、どこにあるか知らない?」
と聞いてきます。私は息子が探しているものが目の前にあることを指摘すると、
「え!?ほんとだ、あった」
ということが多々あります。
これは、探している本人は「ない」と意識しているため、目の前にあるものが見えていない状態(RAS的には「ない」をピックアップしているので)で、探し物があっても本人のRASはあることを認識していないのです。
でも、私は息子が探しているものが「ある」前提で見ているので、息子の目の前にあるものが見えているのです。
このように、「ない」ことを意識しながら探しても、探し物は絶対に見つからないので、まずは「ない」から「ある」に意識を変えましょう!
先日、ふと左の薬指の結婚指輪がないことに気付きました。
「あれ?!指輪がない!!外した覚えもないのになんで?!!」
なくしたことに気付いた瞬間はものすごく焦りました。
でも、記憶をたどっても外した覚えはないし、どこかに置き忘れた覚えもない・・・
とりあえず、外して「ポン」と置きそうな場所、ズボンのポケットなどを探しましたがそれでもありません。
結婚指輪は買い直せばいいという代物じゃないので、最初はそりゃー焦りましたよ。
でも、探し物を絶対見つける方法を知っていたので、それを実践して見事に指輪をみつけることができました。
今回の探し物は、
突然指輪が姿を消し、そして突然姿を現した!
という不思議体験で、びっくりしました。
まず、探し物をするときには「ない」という意識を捨てなければなりません。
「ない、ない、なーい!どこを探してもない~。どうしよう(涙)」
と「ない」ことばかりにフォーカスしてしまうと、絶対に見つかりません。
なぜなら、「ない」現実がやってくるからです。「ない」ことに意識を向けると、目の前にあってもそれを「ない」ものとして認識してしまうんです。
ここで一呼吸。
まず1つ目にやることは、ない事実を受け入れます。
●指輪がなくなった。どうしよう。大変だ~。
●でも家の中のどこかにある。絶対どこかにあるからそのうち見つかる
●焦らなくても大丈夫。今ないだけ、あとから出てくる
と言うふうに「ある」ほうに意識を向けます。
無くしたものが高価なものだったり、取り返しがつかないものの場合、パニックになったり焦ったり、気持ちが落ち着きません。
そんな時は、今感じていることを全て紙に書き出しましょう。
心のざわつきや頭の中のごちゃごちゃを全て書き出すとスッキリして落ち着きます。
最後に、心の底から「大丈夫、見つかるよ。今は見えていないだけで絶対そのうち出てくるよ。」と自分に言い、楽観的にとらえるくらいの余裕を持ってください。
次に、潜在意識に
●○○(なくした物)は、どうやったら見つかるかな?
●○○(なくした物)は、どこに行ったかな?
と問いかけます。さらに繰り返し問いかけます。この時は、しっかりとなくした物の名前を言う必要があります。(潜在意識に届くように)
問いかけているときは、焦って探す必要はありません。
とにかくリラックスして、
「そのうち見つかるけど、どこにあるか教えて、私~」
という風に問いかけ続けます。
もしかしたら「探し物が絶対見つかるおまじない」を知っている人がいるかもしれません。
おまじないは、対象が「私」ではなく、ハサミだったりたぬきだったり色々ですが、結局主語が変わっているだけで、
「○○はどこに行ったかな?どこにあるのか教えて。」
と自分自身に問いかけていることと同じなのです。
おまじないは、自分自身の潜在意識への問いかけということです。
潜在意識に探し物がどこにあるのか問いかけた後は、探すのをやめます。
ただ闇雲に探し続けても探し物は見つからないし、探しても探しても見つからないと、また「ない」方向に意識が向いてしまいます。すると、RASが働き、あるのに「ない」ことをピックアップしてしまい・・・見つかるものも見つからなくなりますよね。
だから、潜在意識に問いかけたあとは、自分の好きなことをしていてください。
すると、ふとした瞬間に、「もしかしてあそこかも?」とピン!と感じ、その場所を探すと見事に探し物が目の前に現れます。
潜在意識は、起きたこと、見たことすべてを記憶していると言われています。
よく「昔のことは忘れた」と言いますが、忘れたのではなく、ただ思い出せないだけ。
本当は、すべての過去(意識したこともしていないこともすべて)の出来事はあなたの頭の中にあります。
また、潜在意識はスーパーコンピューター以上の働きがあると言われていて、正確に具体的に質問したことに対して、必ず答えを出してくれるという特徴があります。
人間は、日常で意識していることは3%で無意識の行動は97%と言われるので覚えていないのは当然といえば当然。だから、潜在意識に問いかけることで、必要な情報をひっぱりだしてきてくれるんです。
今回の指輪紛失事件、最初は次男のいたずらかなぁと思っていました。
でも、次男に知ってるか聞いても「知らな~い」って言うし、自分の記憶にも全くなかったので半ば諦めモードで、「まあいいや、そのうちでてくれば。」という穏やかな気持ちで一日過ごしていました。
「指輪はどこにあるかな?指輪はどうやったら見つけられるかな?」と潜在意識には質問していましたが、夕方なんとなくズボンのポケットに手を入れると、
「ん??何か硬いものが・・・。指輪だ~!」
という具合で突如指輪が現れたのでびっくりしました。
指輪がなくなって、焦って探しているときにはズボンのポケットにはなかったのに、なんとなく手を入れたら見つかった
このなんとなくの行動が、潜在意識からのメッセージなんですよね。
あなたも、もし大切なものや探し物が見つからない時は、イライラしたり焦ったりせず、自分の潜在意識を活用して、探し物を見つけられることを願っています。
このように、誰もが持っている潜在意識には面白い特徴や素晴らしい特徴がたくさんあります。
今、本当のあなたを出しきれていないのは潜在意識がうまく活用できていないだけです。
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