お正月にお年玉をもらってお金持ちになった子供たち。
小学生の長男には正しいお年玉の使い道を毎年伝えているのですが、今年もお金について話す時期になりました。
長男が、
「お年玉は自分のお金だから、好きなものを買ってもいいでしょ?」
というので、
「そうだね、自分のお金だから何を買ってもいいと思うよ。で、何を買いたいの?」
と聞くと、
ドラゴンボールヒーローズのレアカード
と言いました。
欲しいと言ったレアカード、なんと一枚6000円!
1回100円のゲームで1枚もらえるただの紙のカードが6000円…
『新しいカードが出ればそれを欲しがり、このカードはきっとすぐに忘れ去られ、ゴミ箱行きのカードに6000円も使って欲しくない』
これが私の本心でした。
でも、自分のお金だから好きなものを買ってもいいでしょ?という子供の意見と、好きなものを買ってもいいよと言ってあげたい自分。
だからといって、無駄になるお金の使い方をして欲しくないという思い…
すでにカードはたくさんもっているのにもかかわらず、今あるもので満足できず次から次へと欲しくなるのは、
テレビ、ゲーム、マンガなどを使って
「買わせる」
戦略がそこにあるのがわかっているだけに、お金の使い方をしっかり教えたいと思うけど、子供からすると何で欲しいもの・好きなもの買っちゃいけないの?となるわけで。
子供の欲しがるものを買う、買わないで毎回頭を悩ませます。
今回はまず、そのカード1枚に6000円の価値があるのか?ということを問いかけました。
価値といっても子供にはよくわからないので、
「そのカードを持っているとどんないいことがあるのか?」
と質問。
・ゲームで強いキャラに勝てる
・友達に自慢できる
・買った時に嬉しい
との意見。
次に、同じ6000円を使って買えるもの、できることを教え、それで得られることを考えさせ、2つを比べてもらいました。
私がお金を使うときは、
・買ったものが自分を成長させてくれるものか
・生活の質を上げてくれるものか
・本当に必要なものか(欲しいものではなく)
・今あるものを活用できないか
と自分自身に問いかけます。
これをするようになってからは、無駄なお金は使わないし、使うべきところに使うことができるようになり、買い物をするたびにセルフイメージが上がっています。
だから、息子にもこの価値観を教えたくて、
「お母さんの考えは、たった1枚のカードを買うより、6000円で長く楽しめるものや、みんなで楽しめるもの、本当に自分の役に立つものに使ったほうがいいと思うよ」
と伝え、1日考えさせました。
さて、長男くんの出した結論は・・・
「カードを買うのをやめて、ミニロボを買う!」
と学校から帰ってくるなり私に言ってきました。
どうやら、学校で『ミニロボ体験』の授業があったらしく、ミニロボキットを買って自分で作って遊びたいと言ってきました。
ミニロボというのは、小さいながらも本格的な基盤とモーターを使って動く小さなおもちゃのロボット。制作するのに5〜6時間かかり、完成したらミニロボ でサッカーの試合ができるとのこと。
私は最後にもう一度質問しました。
「カードとミニロボ、どちらが自分にとって必要だと思う?」
「ミニロボ!3000円で買えるし、作れるし、作った後ずっと遊べるから!6000円で二つも買える、そしたら対戦して遊べる!」
との回答が返ってきました。
今回、お金の価値を伝えたくて、小学生の息子と話し合っていく中で引き寄せた「ミニロボ 」。
ミニロボ のおかげで、ものづくりの楽しさ、お金を使って買ったものから得られること、熱中できるもの、お金の価値を知ってもらうことができてよかったです。
欲しいものと必要なものが一致しているのが一番!
お金を使う前に一度立ち止まって、本当に自分に必要なものか質問してみましょう。
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