日本人は自己肯定感が低い人が多いと言われています。
その理由は、小さい時から大人になってからも、親や教師や上司に人格否定した叱られ方をされているから。
「あなたはダメな子」
「おまえは何回言われてもできない」
など、ダメな要素を注意されるのではなく、人格そのものを否定した言い方をされるため、
「自分はだめな人間」
「自分は認められていない」
と潜在意識に入り、自己肯定感が低くなります。
つまり、セルフイメージが低くなると言い換えられますね。
潜在意識を学ぶようになって、自分のセルフイメージが低い理由を知ることができたおかげで子育てにも役立てることができるようになりました。
育児書には、子どもは褒めて伸ばすと書いてありますが、上のようなことからも叱り方のほうが重要だと感じています。
子育てをしていると、子どもを叱る場面が必ずあります。
たとえば、
道路に急に飛び出した
物を大切にしない
友達にけがをさせた
毎日忘れ物をする
など、小さなことから、絶対にしてはいけないことを教える時も注意したり叱ったりすることは必要です。
でも、どうやって子どもを叱ったらいいのか悩んでいる人も多いですね。
また、母親の場合は感情的になりやすいので、最初は落ち着いて注意していても、だんだん感情的になって、最後には過去の出来事まで持ち出して、ぐちぐち叱ってしまう事もあります。
叱り方ひとつで、子ども自身が大きく影響を受け、人生を左右することがわかっていれば、感情的な叱り方をしないですみますよね。
叱ることもそうですが、褒める・叱るという行為は人格形成で欠かせないもの。
子どもはどんな子でも親に認められてい、自分を見てもらいたいという気持ちが強いので親や子どもの周りの大人が、上手に接することが大事です。
自己肯定感というのは
自分には生きる価値があり、自分自身の存在をありのままに(長所・短所も)肯定する考えをさします。
自己肯定感が低いと
など、人生を明るく生きているイメージはありませんよね。
ですから、叱る時も、子どもの自己肯定感を高めるような叱り方をする必要があります。
具体的に言うと、人格否定をしない叱り方をすることです。
例えば、叱る時に
「あなたは何をやってもダメな子だ!」
「あなたは〇〇だからダメ」
という叱り方は、子どもの人格そのものを叱っていることになります。
すると子どもは自分自身を叱られたととらえ、自分の存在を否定されたと思い込んでしまいます。
「自分は何をしてもだめなんだ・・・」
と。
「ダメ」という言葉は、すべてを否定されていると捉えてしまうので使わないようにすることです。
では、どういう叱り方をすればいいのかというと、褒めながら叱ればいいのです。
子どもは、頭ごなしに叱られると、叱られたという記憶だけが残り、叱られた内容が残らないことが多いです。
だから、叱る前に子ども自身をまず褒めます。
そのあと、直してほしいところや、やめてほしいことを注意すると、子どもは褒められたことでいい気分になっているので、落ち着いた状態できちんと説明し、何を反省すべきなのかを明確に話すとすんなり素直に聞いてくれます。
例えば、道路に飛び出してしまう子どもを叱る時、
「飛び出したらダメでしょ!!」
と叱るのではなく、
「○○君は元気がいいのがいい所なんだけど、道路に飛び出すと車がきてぶつかったら痛い思いをするのは〇〇君だよ。どうしたらいいかな?」
という感じで、まずはいい所を褒めて、そのあとやめてほしいところをわかりやすく説明してあげます。
こうすることで、子どもの中にすんなり入るし、感情的に叱らなくてすみます。
小学5年生の長男にもこの方法で、字が汚いところや忘れ物が多いところなど直してほしい所を伝えると、素直に行動してくれます。
子どもの将来を考えると、セルフイメージを高く持たせ、なにごとにもチャンレンジして前に進んでいけるようにするためにも、褒めることと叱ることをバランスよく行うことが大切だと思います。
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