大好きな人と恋愛関係になれたのに、彼氏や旦那の顔色ばかりうかがってしまい、彼との関係がぎくしゃくして一緒にいるのが辛くなってきた・・・
私は、彼を怒らせないようにいつも気を付けているし、気を配っている。
いつも彼に合わせて、彼の思いどおりになるようにしている。
私は、彼のために自分の意見より彼の意見を優先している。
もしかしたら、こんな風に相手を思いやっているあなたがいるかもしれません。
でも、こんなに彼のためを思って彼氏や旦那の顔色をうかがって行動しているのに、なぜか彼との関係が悪くなってしまう・・・
実は、彼氏や旦那の顔色をうかがっている行動ばかりしていると、いい関係になるどころかますます状況は悪化します。
もし、あなたがいつも相手の顔色をうかがっているということに気づいたら、自分の心と向き合ってください。
相手の顔色をうかがわないあなたになれば、幸せな恋愛関係がつくれます。
彼氏や旦那に対して顔色をうかがってしまうのはなぜでしょうか?
それは、幼少期の親との関係に深く関わっています。
子供は、思うがままに好きなことをしますが、親はそんな子供の行動や態度をみて叱ったり、イライラしたり、不機嫌になります。
子供は繰り返し否定される親の態度から、自分の存在自体を否定されたと感じてしまいます。
私が何かをするたびにお母さんが怒る。私が全部悪いんだ。と自分を否定し始め、自己肯定感が低くなります。
すると、
「親に嫌われたくない。」
「親にいい子だと思われたい。」
「親に見捨てられたくない。」
という心理が働き、
「怒られないようにしなければ。嫌われてないかな?」
と常に顔色をうかがうようになります。
実際、私が子供を叱ったあと、子供は「ぼくのこと嫌いにならないで。」と言ってきたことがありました。
親は、子供のことを思って叱っていても、子供には「親に嫌われた。自分は悪い子」という感情だけが残ります。また、自分の思い通りにならないことで、子供に対してイライラをぶつけてしまうこともあります。
こういった子供の頃にできてしまった
「愛する人に嫌われたくない。見捨てられたくない。」
というセルフイメージが、愛されたい彼氏や旦那に対しての不安な気持ちに潜在意識が反応して、顔色をうかがう行動が無意識ででてしまいます。
彼との関係をよく保ちたくて、彼を怒らせないようにという思いで顔色をうかがっているかもしれませんが、相手はあなたのビクビクして自信のない態度をみたら余計にイライラします。
そして、彼が「不機嫌になればあなたが思いどおりに動いてくれる」ということを学習してしまうので、顔色をうかがわせるような態度になっていきます。
彼は、なにもあなたを困らせたいわけではありません。
彼は彼なりにあなたに愛してほしいだけ。いいなりになってほしいのではなく、自分のことを認めてほしい、愛してほしいという欲求からでている行動です。
つまり、あなたの心理状態と一緒なんです。
小さい子供が「お母さん、僕をみて!」という目的から問題行動を起こしているのと一緒で、彼はあなたに対して「もっと俺をみて。話を聞いて。愛して」というメッセージを発しているのです。
まず、顔色をうかがう癖をなくしたい場合、幼少期に感じていた「嫌われたくない。見捨てられたくない」という感情を手放す必要があります。
手放しの方法は簡単で、
①小さい時に感じていた親に対する負の感情を思い出す
(私がやること言うことをすべて否定された。何をしても褒められなかった。など)
②その時の自分に共感してなぐさめる
(わかってほしかったよね。寂しかったよね。褒めてほしかったよね。など)
③感情を手放す言葉をかける
(大丈夫。親は私を愛していたからこそそういう態度をとったんだよ。もう手放してもいいんだよと言う)
嫌われたくない
見捨てられたくない
などというマイナスの感情がでなくなるまで何回かやってみてください。
ネガティブな感情を手放したら、いいセルフイメージを潜在意識に書き込んでいきましょう。
顔色をうかがう人は、自己否定している場合が多いです。
例えば、
など、自分の行動や考えや感情に対してすべて否定してしまいます。
だから、彼氏や旦那に対して、
という感情が湧き、顔色をうかがう行動を無意識でとってしまうのです。
自分のすべてにOKを出してあげましょう。
まずは、ありのままの自分を認め受け入れてあげることで、自分自身を愛することができれば、彼に対するうかがう行動をしなくて済むようになります。
このときに、できなかった自分、いまいちな自分もすべて「いいんだよ」と認めて受け入れましょう。
彼氏や旦那のご機嫌取りをするのではなく、彼の言いたい事、思っていることをじっくり聞いてみましょう。
そして、あなたが感じている感情を少しずつ言葉にだして相手に伝える練習をします。彼は、いう事を聞いてくれるのを求めているわけではなく、自分を認めてもらいたいのです。
だから、ちゃんと話を聞いて、共感しつつ、あなたの意見を言うようにしていきましょう。
その時、主語をすべて「私」にして話すと相手にあなたの感情が伝わります。
例えば、旦那に威圧的な態度をとられた時、
「私は、あなたともっと仲良くなりたい。そういう態度をされたら怖いし悲しいからもうちょっと優しい言い方をしてもらえるとうれしい」
というように、私はこう感じているからこうしてほしいという感情を上手に伝えることができると、上手なコミュニケーションが取れるようになります。
あなたが嫌われたくない、認められたい、愛されたいと思っているように彼も同じように嫌われたくない、認められたい、愛されたいと思っています。
あなた自身が、この感情を手放して行けば、彼の態度もウソのように変わり幸せな恋愛関係を築くことができるようになりますよ。
セルフイメージを書き換える方法はメール講座で配信中です。
なぜ離婚まで考えていた夫婦が仲良しになれたのか?
コロナ後に幸せな人生を送るために必要なもの
理想をイメージすることと執着を手放すことのバランスとは?
思考の癖診断 ゲシュタルトの輪 心理テスト
お金の引き寄せ体験談 知らない人から113,500円もらった話
コメントフォーム