潜在意識をフル活用して幸せを引き寄せるためには、あなたの潜在意識にある抵抗とよばれるブレーキを外さなければなりません。
潜在意識から直感が湧いた時にすんなり行動ができない人は、ブレーキがある証拠。
潜在意識がブレーキをかけている状態は、
「幸せになりたい!人生を変えたい!」と今までと違う道へ進んでいこうとしているのに
「やめようよ。そっちにはいかない方がいいよ~、そっちは危ないよ。」と抵抗している状態。
たとえば、潜在意識を使って幸せな主婦に生まれ変わりたい!と思っていて、
潜在意識活用マニュアルが人生を変えるキッカケになるらしい。これで私もハルさんみたいに幸せになる!
とワクワクしても、いざ潜在意識活用マニュアルを手にしようかと行動に移そうとしたときに
「え~、そんなマニュアルを使ったって、簡単に人生が変わるわけないよ。やめたほうがいいよ。損するよ~」
という潜在意識からの抵抗が働き、行動に移せないといったのも、潜在意識の抵抗によるものです。
では、潜在意識の抵抗は一体どこから生まれているのでしょうか?
それは、子ども時代の親から言われた一言や先生からの教育、見ていたテレビ、音楽、育った環境からの影響がとても大きいのです。
また、子どもの頃に感じた恐怖心がトラウマとなってしまっていると、それが潜在意識の抵抗として現れやすいと言われています。
潜在意識の抵抗を外すには、過去の辛い経験や悲しい経験を思い出して、その時の感情を感じて受け入れるという作業が必要になりますが、そうは言っても親に虐待されていたこともないし、いじめにあったこともない。
こういう大きな出来事がないと、記憶に残っていないことも多いです。
子どものころに感じた恐怖心は、本当にささいなことから始まります。
次男が、数週間まえから暗闇を意味もなく怖がるようになり、日中も誰もいない部屋やトイレに行くのを怖がるようになりました。
私は「暗くても怖くないよ~。大丈夫だよ。」と安心感を与える言葉がけをしても、一緒に暗い部屋に行っても、一向にその恐怖を取り除くことができませんでした。
これは何か変だぞ?と思い、「どうして怖いの?なにが怖いの?」と聞いてみました。
すると、
「家の中にお化けがいるかもしれないから。だって、にいにとママは前に家で見たんでしょ?」
と言うのです。
そういえば先日、5歳になる次男に対して、長男が弟に
「昔、家の中でオバケを見たことがあるよ」
と冗談を言いました。私も、
「そうそう、オバケがこんにちはって言ってきたよ」
と笑いながら言ったのを次男は信じ込んでいたのです。
次男には、
「ごめんね。怖かったね。あれはあなたをちょっと怖がらせるために言っただけだから、本当はオバケは家の中にいないよ。だからもう大丈夫だよ。」
と伝えました。すると次男は、なんだ~、よかったぁ~とホッとした表情になり、それからは暗闇もだれもいない部屋もトイレも一人でいけるようになりました。
子どもは、素直ですべてを受け入れてしまいます。
大人がいくら笑いながら冗談で言っても、それは冗談ではなく「本当のこと」として記憶されるんですね。
だから、小さいころに言われたことや感じたことは、今は覚えていなくてもただ忘れているだけで、トラウマとなって潜在意識に入っています。
それが何かをしようとしたときに潜在意識の「やめたほうがいいよ」という抵抗をつくっています。
次男もこのまま大きくなっていたら、「家にはいたくない」(家にはオバケがいるという思い込み)という感覚が成長しても抜けなくて「家に帰る」という行動ができなくなっていたかもしれません。
子どもに言う言葉や態度には本当に気をつけなければならないなぁと感じた出来事でした。
このように、本当にささいなことでも子どもの思い込みになるので、大人になったあなたのトラウマの原因を探すことは難しいことかもしれません。
潜在意識の抵抗を外すのが難しい、トラウマがよくわからないという相談を受けますが、自分では原因がわからないことのほうが多いかもしれません。
そういう時は、過去の出来事を探すことも大事ですが、今感じている感情を手放す解放テクニックを使って潜在意識をクリーニングしていくことをお勧めします。
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