子どもがいる親の悩みといえば、
勉強しないでゲームばかりしている
ことではないでしょうか。
また、長時間のゲームによってどんな影響があるのかも気になる所ですよね。
3DSなどのポータブルゲームをはじめ、スマホ、PCなどではゲームを無料で楽しめることからも子どもがゲームに熱中して何時間もやっているという状況に悩んでいる方も多いと思います。
先日、長男が小学校から持ち帰ったお便りの中で、ゲームやスマホを1日に1時間以上やる割合は55%というアンケート結果がきました。
全国平均も同じくらいだったので、いかに子どもが長い時間ゲームをやっているのかがわかります。
私の長男も小学校に入ってから3DSをやり始めました。
最初、1日30分という時間制限を設けてやっていましたが、徐々に時間が伸びていくのが気になったんです。
30分という約束をしたのにもかかわらず、途中だからと言って時間が伸びる。
それに対してイライラする。
約束が守れないなら、1週間ゲーム禁止!と罰を与える。
罰を受けたあとは、しっかり約束を守るんです。でも時間が経つにつれ、また約束が守れなくなる。これを繰り返していました。
罰を与えても根本的な解決になっていないことに気付き、子どもとしっかり話し合い、決めるようにしてからはゲームをする子どもに対するイライラが激減したので、その方法をご紹介します。
「約束を守れなかったらゲーム禁止」ってどの家庭でもやったことがあると思います。
そもそも、子どもにとって「約束」とは何かを理解させなければなりません。
「ゲームの約束」は、何のためにあるのか。
それは、まだ自己管理ができない子どもを守るためのもの。
子どもは好きなことなら何時間でもやり続けます。しかし、ゲームのやりすぎは目にも脳にも心にもよくありません。
だからしっかりそのことを説明して、「あなたを守るために約束を作る」と理解させます。
ゲームをやりすぎると、頭痛がしたり吐き気がしたりする人もいるほど脳や身体に悪影響を及ぼすことがあります。
毎日、長時間ゲームをやり続けていて、ゲームをやりすぎると、脳の「前頭葉」という部分がうまく働かなくなります。
前頭葉は、主に人が人であるために必要な大事な人間性(人間らしさ)を司る部位です。
やる気がなくなる
人を思いやる心がなくなる
思考力・判断力が低下する
他人への興味がなくなる
楽しさを感じなくなる
人格が壊れる
身体が思うように動かせなくなる
など、人間らしさがなくなってしまう可能性があることを、しっかりと子どもに伝えます。
我が家ではゲームは1日40分、夜7時以降はやらないというルール。
以前は眼科の先生にも言われていたので、目が悪くならないように30分という制限をつけていました。
しかし、30分では、ゲームが途中になってしまうことが多くてついつい長くやってしまうと子どもから言われたので折り合いをつけて40分という時間に変えました。
夜7時以降は、寝る前にゲームから発せられるライトを見続けると、脳が昼間と勘違いして眠れなくなる、夜には成長するための大切なホルモンがでているから、しっかり寝てほしいと伝えました。
頭の中がゲームのことばかりになってしまうと、ゲームがやりたくて仕方がなくなります。
すると親に隠れてコソコソやり始めます。
見て見ぬふりをすることもありましたが、やはりそれは子どものためにならないと思い、コソコソやらないで、やりたいならしっかりやっていいかどうか聞くことというルールにしました。
また、親とどう交渉すればいいかを考えさせるため。
「お母さんは、コソコソされているとすごく嫌な気持ちになるからやめてね」と伝えたところ反省していました。
子どもとの約束って、親が一方的にこうしなさい!と決める場合が多いですが、こうやって子どもにしっかり説明して、お互いの意見を出し合い、折り合いをつけて決めた約束は子どもはしっかり守ります。
お母さんはこういう気持ちだから、あなたにはこうなってほしいから、こうしてほしい
と思っていることや感じている気持ちをそのまま伝えると、子どもにストレートに届きます。
〇〇しなさい
と言ったところで、子どもはなぜそうしなければならないのか?がわからないので約束を決めても守れないんです。
ゲームに夢中になる子は、いつも頭の中はゲームのことでいっぱい。
ご飯を食べていても、遊んでいても、出てくる話はゲームの話。
ゲームをやっていない時でも頭の中はゲームなので、現実を生きていないんですよね。
目の前においしいご飯があっても、おもしろい遊びがあっても、何も感じなくなってしまいます。バーチャルの世界で生きているのと同じ。
そならないためにも、やっぱり子どもにはゲームの時間制限をかけて、子どもを守るためのルールとして守らせるべきだと思います。
ゲームのことでいちいちイライラしないように、しっかりと子どもと話し合い、何のための約束かを説明すると、子どもも理解し、守れるようになります。
そして、時々決めた約束について反省会をしてみると、あやふやになってしまった約束を思い出すことができるのでおすすめです。
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